お金の不安は、いきなり大きく稼ぐよりも “仕組みで増やす” ことから少しずつ減っていきます。
小さな一歩を積み重ねることで、「私でもできる」という安心感が増えていきます。
まずは私が実践して、実際に増えていっている仕組みを紹介します。
1口座を分ける
メイン口座:生活費。楽天銀行と楽天カード利用でアプリにて収支を管理できます。(これはおすすめ)
子供名義の口座:児童手当と児童扶養手当を全額貯金 → 一部ジュニアNISAで運用。
証券口座(楽天):NISAで老後資金用(毎月メイン口座である楽天銀行から楽天カード払で引き落とし)
余剰金口座:ボーナスや臨時収入、過剰金に当てられる収入があれば入金。今は大きくこの4つに分けています。
口座を作る優先順位
口座を作る優先順位は、①メイン口座、②こども名義の学費用口座、③余剰金口座、④証券口座です。
また投資は余剰金ですることという点を考えると、NISAを始める前に、できれば半年分くらいの生活費を別途銀行口座に現金で用意しておくと安心です。
転職を考えたり、事故や病気で働けない期間がきたとしても、生活の不安が軽減されると思います。
1人ならどうにかなるかもしれませんが、守るべき子どもがいればやはり備えは必要となりますね。できるだけ家族に負担や迷惑をかけたくありません。
保険でカバーするという考え方もあると思いますが、健康保険料を払っているのですから、ある程度の状況はカバーできる国の制度があります。
健康保険の内容を調べてみて、加入している(または検討してる)保険内容と比較した上で、健康保険でまかなえない部分を別途保険で、無理をしない保険料で備えればいいのではないでしょうか。(というようなことを大河内薫さんがおっしゃっており、大変勉強になりました。
是非YouTubeを見てみて下さい!)知識を得ることで、お金の不安が減ります。
2家計簿アプリで“お金の見える化
ノートに書くより、アプリで自動連携が便利です。
分けた口座をアプリと連携させます。
私の場合は、基本的に毎月見ているのは楽天銀行、楽天カード、楽天証券が連携されている楽天のアプリが主です。
シンプルでわかりやすいです。
メインの楽天口座に入金した固定費の携帯代、NISA、ガソリンなどは楽天カードで支払います。
そうすると楽天カードのアプリで毎月引き落とされる明細として確認でき、銀行アプリで入出金や残高の管理も全て可能です。クレジットカードの明細もアプリで随時確認できます。
マネーフォワードミーで収支と総資産を管理
ゆうちょやその他銀行もマネーフォワードMEと連携させると、全ての口座の残高や児童手当などの入金、振替なども把握できます。
楽天を利用していない人は(利用している人も)、マネーフォワードミーという家計簿アプリなら、無料版でさらに、複数の口座の管理が一度に可視化できるので、各銀行の入出金や資産の総額もわかりやすく、貯蓄の把握と管理がしやすいのでお勧めです。家計簿機能もついています。
3固定費と支出分、必要予定経費を先に抜く
習い事をはじめ、固定費やその他引き落とされる分は全て引き落とし日前に “銀行から落ちる金額以上” をメイン口座に入金します。
“以上“の部分はその月、プラスアルファ口座に入れられる分を入金します。
その際、最低の生活費(お財布に入れておく分)を把握しておきその月のイベントなどにもよって調整します。(多めにお財布に入れる月もあれば最低限にしてプラスアルファを全部入金する月もある)
管理の基本は、必要な経費(積立てや貯金含む)を先にすべて差し引いて、メイン口座(または余剰金口座)に入金することです。
差し引いた残りで基本の生活、その他の大きな出費や旅行などは余剰金口座から捻出。
しつこいですが重要ポイント、必要な経費と貯金が優先、残ったお金の中でやりくりする!です。 ここが一番基本。
Amazonなどネットでの買い物はカード払いなので、月末の引き落とし額を確認しこの時に口座に入金することになります。(口座の残高は考えない)
自動車保険や車検などの固定費以外の必要経費は、余裕がある月、またはボーナスなどから事前におおよその額を(できれば少し多めに)捻出しておき、口座に入金又は封筒に入れて用意しておきます。
※通帳に(又は封筒に)、「○○万円 車検用 」「○○万円 車保険代」と記入しておきます。
4 つみたて貯金・定期積立・先取り貯金を“習慣化する”
生活を圧迫してまで購入することができないものは罪悪感なく余剰金で対応できます。
余剰金口座は、欲しかったものを購入したり旅行に使ったり、高額出費を捻出します。
そして使えるお金は、なるべく心豊かになることに使おう。と思っています。
こども名義の口座は、学費用なのでとりあえず小学生のうちは入金のみ。
お祝いでいただいた、まとまったお金も、必要な物の購入などがれば充てて、余ればこちらへ。
児童手当と扶養手当は全貯金なので増えていくのみの口座です。
また積立てNISA、現在は新NISAを毎月定額引き落とし設定しているのでこれも(将来的には)増えていく予定の口座になります。
このやり方でうまくいくのが理想ですが、もしも出費が予想の範囲を超える事態になったら、最悪積立てNISAなどの切り崩しで対応になると思います。
そのため私の場合は、出金に拘束のあるiDeCoではなくNISAを活用しています。
積立NISAは生活が圧迫せず、精神的にも無理をしない範囲で、心配ならば(銀行に預けていても増えることはありませんが)余剰金口座を利用していけばいいと思います。
毎月先取り貯金を行っているので、基本は増えていくことになります。
これが反対(残った分を貯金)になると貯金を増やしていくのは難しいし、イベントや何かの更新時、保険支払い時などに出費がかさみ、生活を圧迫することになりかねません。
お金の管理は心の余裕と不安軽減にもつながります。
頑張ってお金を増やして行きましょうね!
始めるのは早い方がいい!もっと早く始めてたかった・・・ |


コメント
実家住みでも児童扶養手当支給されるのですね!
なないろさんコメントありがとうございます。とても嬉しいです。同居の家族と生計が一緒とみなされる場合は、同居の家族の所得額が基準額を超えると児童扶養手当は全額停止または一部支給停止、光熱費や食費を別にしている場合は別生計とみなされ支給されるケースが多いようです。その他条件や自治体によって違う部分もあるので個人個人の状況に合わせて確認が必要ですね(^^)