知らない人が多い「ひとり親家庭休養ホーム 」とは
親子でどこかお泊り旅行に行きたい、たまにはテーマパークにも連れて行ってあげたい!
そんなシングルマザー、シングルファザーの皆様が利用できる割引制度があるのをご存じですか?
お住いの市や区など各自治体で、ひとり親が利用する時に割引されるテーマパークや宿泊施設があります
助成額は?
自治体により異なります。
私の住む地域、北九州市では、
中学生以上 1人1泊 3,500円以内
小学生 1人1泊 2,800円以内
(注)年1回を限度
(注)小学生未満は対象外
とあります
対象施設は?
こちらも自治体により異なります
私の住んでいる北九州市、ひとり親家庭休養ホームは(2023年11月更新)、3か所の指定宿泊施設があります
- 秋穂(あいお)荘 所在地:山口県山口市秋穂東
- 亀の井ホテル 玄界灘 所在地:北九州市若松区有毛2829
- 志賀島国民休暇村 所在地:福岡市東区大字勝馬
住んでいる市町村のホームページで調べてみて下さいね
自治体によっては、流行りのテーマパークやレジャー施設だったりもするようですよ。
レゴランドやキッザニアが指定施設となっている羨ましい地域も
ひとり親の支援制度、しっかり活用して、楽しくお出かけしましょう!!
ひとり親家庭休養ホームの利用方法
早速、北九州市のひとり親家庭休養ホームの利用方法を調べてみました
通常通り利用施設を予約します
念のため母子家庭等休養ホームの利用を伝えておきましょう
(私は伝えていませんでしたが特に困ることはありませんでした)
予約が完了したことを確認してくださいね(^^)
お住いの自治体へ「母子家庭等休養ホーム」の利用を申請 ※オンラインで完結
「ひとり親家庭休養ホーム」と検索して、お住いの自治体ホームページからオンライン申請、もしくは各区役所保健福祉課に電話にて申請します
私はオンライン申請しました
自治体によって、申請書をダウンロードして利用したり、さまざまなのでホームページで確認してみて下さいね。
私が行ったオンライン手続きとは、多くの市や区で利用されている、“グラファー”という、行政手続きをネットで行えるウェブサービスを利用する流れとなっていました
名前とパスワードを登録し、その後、宿泊にともなう詳細を入力
すると登録したメールアドレスに、申請受付のお知らせがきます
※登録しておくと、その他いろいろな行政手続き方法を調べたり、自分の状況に応じた必要書類を調べるのに便利なようです。(例えば転入・転出、結婚・離婚、出産、氏名変更など)
グラファー: https://graffer.jp/
利用券 が自宅に届く
後日、市から内容の確認と「〇日くらいまでには発送しますね~」というお電話をいただきました
それから数日後、郵便で「母子家庭等休養ホーム利用券」が届きました
その利用券をチェックイン時にフロントに出して利用します
利用券には宿泊者名、年齢、宿泊施設と、割引額が記載されてます
割引額は、大人が3,500円、子どもが2,800円/人 と記載されてました
東京付近などの都会になると、もう少し多く助成してもらえるところが多いようです
チェックイン時に利用券を出す
手元に届いたらすぐに旅行鞄やお財布に入れて忘れずに持っていくようにしましょう
私の場合、利用する旨を伝えていなかったのですが、スムーズに対応していただきました
でも念のためトラブルを防ぐ意味でも、あらかじめ伝えておいた方がよいでしょうね
「ひとり親家庭等休養ホーム」のまとめ

利用条件・内容はお住いの自治体によってさまざま
利用できる条件は、各自治体によりますが、私の住む北九州市では『お住まいの母子家庭、父子家庭の親と18歳未満の子及び寡婦(親だけ、子だけの利用はできません)』とあります
お住いの地域のホームページで確認してみて下さい
流れ
- まずは施設予約
- 予約時にひとり親家庭等休養ホームの利用があることを伝える
- 各自治体のHPから決められた申請方法でひとり親家庭等休養ホームの利用を申請
- 交付された利用券を受付等で提示
- あとは楽しむだけだ!
宿泊無料や、ディズニーランド、レゴランド、キッザニアが割引施設の地域も!
私の住む市では、『年に1度、小学生以上20歳未満の子と親のみの利用』となってます
おばあちゃんも一緒に行ったのですが、もちろん利用対象外です
年に1度使えるならば、旅行の計画の際、対象の施設も候補に入れて検討できるので嬉しいですね
助成される回数や金額や自治体によってさまざまです
例えば、東京都練馬区は年に3回も利用可
名古屋市では1泊2日(夕食・朝食付き)の基本料金が無料
(※ただしシーズン料金等は要問い合わせ)
都会になると指定施設もディズニーランドやディズニーシー、レゴランドやキッザニア、水族館や東京ドーム、サンリオピューロランドという地域もあるようです
ちなみに、山口県の「おいお荘」、素朴な宿ですが、思ってたよりだいぶ最高でした
特に温泉からの景色
一面に広がる海と青い空がつながって
静か
田舎ならではの素晴らしい景色に心から癒されました
あいお荘周辺のおすすめ観光プランは、下関の唐戸市場でお寿司やフグのから揚げを食べたり、山口名
物の瓦そば、川棚温泉、パワースポットである大寧寺、子どもが喜ぶサファリパークで餌やりバスなど
また行きたい
以上、ひとり親が使える支援制度、『ひとり親家庭等休養ホーム』の紹介でした
~皆さまのお出かけが、幸せで、素敵な思い出になりますように~
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